向日葵の切手

 いつも朝に通る道に咲いている美容院のヒマワリが目につかなくなった頃に、向日葵の絵柄の切手を貼って手紙の返事を書いた。本当は八月に返事を書くつもりだったけれど、返事が来たのは九月だったのだ。

 

 「どうして俺たちこんなに話せるんだろうね。」「おしゃべりだからじゃない」「うーん」理由なんて無いほうがいい。入り口で足を洗っている。

 

 突然の雨に傘をさした。手紙を書いていると、天気を気にするようになる。なるべく雨の日には投函しないようにする。晴れのうちに届いてほしいからだ。夏とも秋ともいえないような雨が心地よい。